クリスマスイブ。
Mちゃんに、
「クリスマスプレゼント、何頼んだの?」
と尋ねると、
「鬼滅やったら、なんでもいいって、言った。」
という。
「ふうん。
楽しみやなぁ。」
というわけで、クリスマス当日、
「どうやった。」
と尋ねると、
「ほんとに、鬼滅しかなかった。」
と言った。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。