園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.03.01

決意の表情 ・・・年少児

 

Kちゃんが、忍者試験に合格した。

表彰式をする。

 

相変わらずのアカペラで歌をうたい、

「ながやま ことさん」

と名前を呼ぶと、

「はい。」

といいお返事が返ってくる。

 

そして、賞状を読み上げ、

「おめでとうございます!」

と言って、巻物を渡す。

 

いつもは、ここで「やったー!!すごい~。」

などと、叫ぶんであるが、

ふと、Kちゃんの決意を込めたまっすぐな視線を感じた。

そこで、叫ぶのをやめて見つめると、

 

「ありがとう。」

 

と言った。

 

「ふんがー。

なんて、おりこうなが!!」

自分からちゃんという言う子は、滅多におらん。

 

Kちゃんの視線は、「ちゃんと、ありがとうって言う」

っていう決意の視線であった。

その昔、無表情で、何度も砂のごちそうをくれたことを思い出す。

 

いいなぁ。

子どもって、いいなぁ。

 

子どものすてき。