園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.04.20

黒ヤギさんからお手紙着いた ・・・2歳児

 

4月と言えば、涙の季節。

それぞれが、思い思いにお家の人からの別れを悲しみ、

涙し、そして、強くたくましくなる季節。

 

そんななかでも、時々、

かわいそうではない涙を流す子がいる。

 

だから、「あっかんべ~。」をしたくなるのだが、

まだしていない。

だが、そのうちするだろう。

 

Rくんは、都合が悪いと、

わ~わ~と泣く。

それで、こちょばしたり、歌を歌ってごまかすと、

ちゃんとごまかされる。

 

お弁当の準備の時間、わ~わ~言っているので、

「今日のお昼ご飯何かな~。

それはね~。

ハァ。」

 

「はぁ。」

 

「ン~。」

 

「や~ぎ~。」

 

は?

ヤギ。

なんで、ヤギ。

 

「今日のお昼ご飯は何かな~。

それはね~。

ハ~、ン~、バ~。」

 

「や~ぎ~。」

 

ヤギ・・・。

 

てなわけで、黒ヤギさんのお手紙の歌を歌うと、

すっかりごきげんになったのであった。

 

子どものすてき。