責任感とは、人の役に立つ喜びを、
有能感と共に味わうことで育つものではないだろうか。
そういうわけで、朝の環境の一部を年長が担うことになっている。
砂場のシートをたたんだり、
タイヤを運んだり、
長さを(スコップの長さで)測って両足飛越の準備をしたりする。
去年、年中だった彼らは、
完璧に年長のしていることを無視していた。
俺たち、関係ないっす。
という、我関せずぶりに憤ったこともある私だが、
なんと、年長になったとたんに、
非常に優秀な「働く人」たちになった。
なんでも、ゆみこ先生が言うには、
縄をS字に置くのはなかなか難しいらしいが、
それを一発で覚えてできているそうである。
全般、実にすばらしい素早さで、環境を設定している。
先日も、でかいシートを6人ほどでたたんでいたが、
実に有能なリーダーの声掛けのもと、
自分たちだけで進めていた。
うーむ。
我関せずが、実は、心構えを作っていたとは。
こんな鮮やかな気持ちの切り替えを生むものだったとは。
学ぶなぁ。いろいろ。
子どものすてき。