園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.06.30

がんばる心 ・・・年少児

 

年少さんのプールの様子を見に行く。

今日は、竹崎先生のプールの日。

ちょっと、いろんな動きをやってみる。

ふと見ると、Nちゃんが我慢の心で泣いていた。

 

「いいよ、いいよ、無理してやることじゃないから。」

 

と抱っこして、プールの外に。

 

「こわいの?」と尋ねると、

「・・・・。うん。」とうなづく。

「えらいね、頑張ったね。

こわいのに、やってみたNちゃんは、えらいよ。」

 

と背中を撫でる。

すると、

 

「Nちゃん、ピーマン食べれるが。」

 

と、泣きながら言った。

そして、お友だちが楽しそうに宝探ししている場面を見ても、

泣いていた。

その涙は、

「私、頑張ってるのに、できない。」

と言っているようだった。

 

子どもって、健気。

彼らの世界が、「ここ」ということを思い知らされる。

「ここ」の強制力を感じ、できない自分に涙する。

私は、一生懸命、みんなと同じじゃなくていいこと、

それぞれにペースが合って、ゆっくりでいいんだ、

ということをお話したが、

そんなことが、ちゃんと子どもに伝わる園でありたいと思った。

 

子どものすてき。