年少さんのプールの様子を見に行く。
今日は、竹崎先生のプールの日。
ちょっと、いろんな動きをやってみる。
ふと見ると、Nちゃんが我慢の心で泣いていた。
「いいよ、いいよ、無理してやることじゃないから。」
と抱っこして、プールの外に。
「こわいの?」と尋ねると、
「・・・・。うん。」とうなづく。
「えらいね、頑張ったね。
こわいのに、やってみたNちゃんは、えらいよ。」
と背中を撫でる。
すると、
「Nちゃん、ピーマン食べれるが。」
と、泣きながら言った。
そして、お友だちが楽しそうに宝探ししている場面を見ても、
泣いていた。
その涙は、
「私、頑張ってるのに、できない。」
と言っているようだった。
子どもって、健気。
彼らの世界が、「ここ」ということを思い知らされる。
「ここ」の強制力を感じ、できない自分に涙する。
私は、一生懸命、みんなと同じじゃなくていいこと、
それぞれにペースが合って、ゆっくりでいいんだ、
ということをお話したが、
そんなことが、ちゃんと子どもに伝わる園でありたいと思った。
子どものすてき。