園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.07.20

助けちゃおきね ・・・年少児

 

この日は、火災の避難訓練。

怖がる年少さん。

 

一緒に昼食をとりながら、

こんな声がAくんから聞こえた。

 

「先生、怖かったら、僕が助けちゃおきね。」

 

うんまぁぁ。

 

と感動する先生たち。

すると、他の子たちも言い始めた。

「助けちゃおきね。」

ほほえましく笑うが、回数が重なると、

 

「まずは、自分を助けなさい、ちゃんと。」

という園長ドウモトマミコ。

気持ちは頂く気もするけど、実際泣くやん、君たち。

 

そして、Aくんのそばに言って、食べさせていると、

急に、ポロっと涙を流し、

「ママに会いたい。」

と言った。

 

私は、頭を撫で、

「だいじょうぶ。ちゃんと助けるから。」

というと、

大きくうなづく。

 

そこやろ。やっぱりね~。

子どもって、本当にかわいいなぁ。

小さな体で、精一杯生きる。

 

子どものすてき。