この日は、火災の避難訓練。
怖がる年少さん。
一緒に昼食をとりながら、
こんな声がAくんから聞こえた。
「先生、怖かったら、僕が助けちゃおきね。」
うんまぁぁ。
と感動する先生たち。
すると、他の子たちも言い始めた。
「助けちゃおきね。」
ほほえましく笑うが、回数が重なると、
「まずは、自分を助けなさい、ちゃんと。」
という園長ドウモトマミコ。
気持ちは頂く気もするけど、実際泣くやん、君たち。
そして、Aくんのそばに言って、食べさせていると、
急に、ポロっと涙を流し、
「ママに会いたい。」
と言った。
私は、頭を撫で、
「だいじょうぶ。ちゃんと助けるから。」
というと、
大きくうなづく。
そこやろ。やっぱりね~。
子どもって、本当にかわいいなぁ。
小さな体で、精一杯生きる。
子どものすてき。