園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.07.30

リクエスト ・・・年長児

 

Kくんが、「背中、掻いて~。」と言ってきた。

手の届かないところがかゆいらしい。

 

そこで、Tシャツの上から掻く。

半ば、放心状態で、掻かれているKくん。

 

「ここでいいの?」

「・・・。」

「ここ?」

「中、掻いて」

「なか?」

「うん。なか、掻いて。」

「中って、何?・・・、あぁ!」

 

直接と言うことか。

そこで、Tシャツのなかに手を入れて掻く。

放心のK氏。

 

「ここで、いいの?

上とか、下とか、右とか、左とか言ってよ。」

と言うと、

 

「本気で掻いて。」

 

と言われた。

 

子どものすてき。