聞いた話。
年長のAちゃんが、理事長先生に年を尋ねてきた。
はぐらかしていたが、終いに、「48歳」と答える。
「ふーん。」
というAちゃん。
そこで、
「あ、間違えた。28歳」
というと、
「え~。28歳か。
そんなにいっぱい間違えなや~。」
と言い、そっかぁ、と去って行った。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。