抵抗勢力が暗躍する若草幼稚園年長。
固定遊具から、後ろの柵に登って、高いところを渡って、
固定遊具に戻ってくる、というアスレチックな動きを楽しんでいる。
本人たちは、そこにリスクを背負って「挑戦」しているので、
ハザード的な危険は今のところないが、
後ろは、コンクリートの道路で、落下すると大変なことになる。
気が抜けない状況にて、
遊具の業者を呼び、足場をごっそり外す。
すると、状況は悪化する。
別ルートから、もっと高いところに登り、
留まるという動きに出やがる。
もう、業者を待っていられないので、
登るときに踏ん張れないように、ルートに網を貼る。
すると、もっと高いところから裏の塀に渡り出す。
何を。
そこで、そのルートに屋根を付けて、
登れないようにする。
その作業を、当人のH氏は、嬉々として手伝う。
いやいや、お主どもを行かさんためのものだのにのぅ。
とほくそ笑む、理事長。
だが、今度は下から、ほっそい隙間に足を入れて、
上まで登り始める。
・・・・。
もう、有刺鉄線しかない!
有刺鉄線貼ろう!
と叫ぶ、園長ドウモトマミコ。
すると、「そう、竹崎先生が言ってました。」と聞く。
そうでね。
というわけで、森から、イバラを取ってくるように頼む。