園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2022.03.20

いいよー ・・・年長児

 

まいにちまいにちまいにちまいにち、

ほんま飽きもせず抵抗を繰り返す、抵抗勢力の一人H氏。

もう、どれくらいになりますかね。

スムーズやった頃がうそみたいや。

いつの日のことやったかのう。

 

お昼の片付け、脱走。

お昼ご飯の準備、脱走。

お帰り前の片付け、脱走。

お集り、脱走。

 

そういうわけで、もう、ぞうぐみさんに行きなさい、

と、ぞうぐみに連れて行ってみる。

 

「だけど、入れてくれるかなぁ、ぞうぐみさん。

むしろ、迷惑なんちゃう?」

 

といいながら、部屋に入り、

 

「ねぇ、この子、ぞうぐみに入れてくれる?

年長さんなんだけど・・・。」

 

「いいよー!」

と快く即答の2歳児のみなさん。

好奇の目で、H氏を取り囲む。

 

H氏「・・・・。」

 

「そうか。ありがとう。

この子、お名前、なんていうのかしら。」

 

というと、即座に、

 

「お名前はー。」

とマイクをかざす、2歳児のみなさん。

お誕生会の司会当番さんがする仕草は、彼らの憧れ。

 

そしてH氏「・・・・。」

 

バツが悪いとは、このことであろう。

そういうわけで、自分のクラスに帰った。

 

ほんま、手が焼けるのぅ。

 

子どものすてき。