桜がお出迎えした入園式。
去年、何を感じたか忘れてしまったが、
今年の新入児の皆さんは、大変素直でお健やかである。
先生たちの手遊びや、劇への集中力もすばらしく、
その反応も、とても心のままであった。
祝辞で大人の言葉を使われて分からんところは、
子どもらしく飽きまくっていた。
それでも、ちゃんとお母さんやお父さんのいうことを聞いて、
なんとか耐えていた。
春がとても似合う子どもたちだった。
新入生のすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。