園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2022.07.10

思わず出る言葉の真実 ・・・年長児

 

ひょんなことから、Aくんと虫取りをすることになった。

トンボがものすごく捕れた。

「最高記録や。」

と嬉しそうに言われると、付き合っている私も嬉しくなった。

彼が8匹捕っているうちに、私が捕ったのは1匹だった。

ちなみに。

 

それで、ケースが狭そうだったので、

別のケースに半分移すことにした。

それで、まんまと2匹に逃げられた。

飛び立たれた瞬間、二人で、

「わぁぁぁぁあ。」

と叫んだ。

 

心は一つ。

 

Aくんは、けがをしていて右手がうまく使えなかった。

それで、いつものように、うまく掴むことができなかったようだ。

 

「足、持ってしまった。」

「ここ(柔らかいところ)、持ってしまった。」

といい、

 

「ごめん。」

 

とつぶやいた。

 

いつも、関わっているからこそ、

こんなふうに、小さな命に心を寄せることができる。

 

いい子だな、ほんとに。

 

子どものすてき。