聞いた話。
なかなかお話ができなかったMちゃんが、
少しずつ、お話しするようになり、声を挙げて笑うようになった。
ある日、それに気づいたお友だちが、
「しゃべりゆう。笑いゆう。」
と、ある種、感動の声を挙げた。
それが、Mちゃんは嬉しかった。
先生は、改めて注目されたから、また緊張しちゃうんじゃないかしら。
と、一瞬心配したが、
Mちゃんは、そうやって、お友だちが気づいてくれたこと、
気にかけてくれていたことが、嬉しかったようだ。
そこから、すっかり仲良くなって、
きゃっきゃっと、げらげらと、お友だちと遊んだ。
よかったね、Mちゃん。
子どものすてき。