Nちゃんが、Rちゃんに押されたと訴えてくる。
「それはいかん!」
とRちゃんのところへいく。
「Rちゃん、なんで押したん?」
口をとんがらせて、黙っているRちゃん。
手には、手作り葉っぱジュースを持っている。
「Nちゃんと、遊びたかったの?」
「ううん。」
「じゃあ、・・・・。」
と他の仮説を出そうとすると、
傍にいたKくんが、ベラベラベラのスラスラスラと、
仮設を立て始めた。
「Nちゃんが嫌って言うたが?」
「ううん。」
「じゃあ、土管の中に入りたかったが?」
「ううん。」
「じゃあ、一緒に遊びたかったが?」
「ううん。」
「あ、ぼくと遊びたかったけど、
僕が土管に入ったき、嫌やったが?」
「そう。」
「ほんなら、Nちゃん、関係ないやん!
それはいかん。ただの八つ当たりやんか。
そんなことしません。」
と怒られたRちゃんであった。
それにしても、Kくんすごいなぁ。
その湯水のようにスラスラと言葉が出てくる感じ、
ママに似てる。
もう、保育者できるわ。
子どものすてき。