聞いた話。
年長さんが、雨の水滴を描いた絵を、テラスに干していた。
そこを触った2歳さんが、
「手が、青くなった!」
と大事件のように、先生に言ってきた。
なんでか、なんて、分からんよねぇ。
絵の具知らんし。
普通、服とかどんな色に触っても、手につかんしね。
それで、少し時間がたって、ふと自分の手を見たのだろう。
「消えちゅう!」
と、また驚いたのであった。
自分の手が知らんうちに青くなったり、
ならんかったり、
ホラーやね。
子どものすてき。