朝一番。
Hくんは、お仕事が好きである。
3日で、ほうきをきちんと使えるようになった。
そして、私がほうきを持つと、
何も言わずとも、ちりとりを持ってきてくれる。
2歳で。
そして、おじいさんのような会話が好きである。
「ここにさぁ、草があると困るのよ。」
と私が言うと、
「ここに、草があるき、困るがよねぇ。」
とあいづちを打ってくれる。
私が花壇に行くと、
園芸用のスコップを、何も言わずとも持ってきてくれる。
最近は、自分の分も持っている。
そして、私がスコップを使うタイミングをずっと待っている。
「これは?」と、
いつも私が使っているボロいピンクのスコップを持って言うH氏。
「うん?ありがとう。
今は、使わん。」
というと、黙って待っていてくれるが、
しばらくして、「これは?」
と尋ねられると、使わんといかん気になり、使う。
そして、そのスコップを地面に置くと、
さっと洗ってきて、そばに置いてくれる。
ほんまに2歳児?
機能的で、現実的な世界の確かさが好きなのかな。
なんか、いろんなこと一緒にしてみたくなる。
ほうきでちりとりに落ち葉入れるのも、
めっちゃ上手やし。
子どもってすごいなぁ。
子どものすてき。