2歳さんと一緒にお昼ご飯を食べる。
Tちゃんが、「まみこ先生、見て~。」というので、
「ん、なぁに?」と視線を投げると、
「いきます。」
と言って、スプーンでご飯をほおばる。
その口のでかいこと。
必要の3倍開き、はふんと食べる。
んふふ、と心で笑いながら、
「わぁお~、すごいな~、Tちゃん。」
と声をかける。
すると、Oちゃんが、
「Oちゃんも~。」
とスプーンでご飯をすくい、
バカッと口を開けて、
「いきます。」
とほおばる。
すると、「KちゃんもKちゃんも~。」
と言って、スプーンを構え、
「いきます。」
と言って、これまた、おっきな口でほおばる。
みんな、これ以上開かんというくらい大きな口を開けている。
「おお~!!」とその度、感動するドウモトマミコ。
心の中では、15枚くらいシャッターを切っている。
2歳さんが、自分でご飯を食べるというのは、
これくらい一口一口が大事件の気持ちなのだろう。
そうして、大口「いきます」大会が始まった。
脱走を防ぐため、私のお膝にいる彼にも、
「いきます。」
とご飯を持っていくと、
嬉しそうに笑って、パクッと食べる。
そんな中、Aちゃんは、いつ見ても、肉ばかり食べている。
「Aちゃん、また、肉・・・。」
「あれ、また、肉。」
「Aちゃん、まみこ先生ご飯も見たいな~。」
だが、また肉。
すると、Tちゃんが、「まみこ先生~。」と呼んで、
「いきます」の白いご飯。
「おお!ごはん!
Tちゃん、さっすが~。」
というと、次回のAちゃんの「いきます」ご飯は、白い米であった。
響きあうご飯の時間。
2歳のすてき。