2歳のNちゃんの今は、
とりあえず朝のお別れは「泣いちょく」というものである。
それで、その日は、断固たる抱っこの日であった。
いつも納まる頃合いで、一向に治まらない。
「うわ~ん!!だっこ~!!」
と声が大きくなる。
「そうか、そうか。
いいよ、だっこだっこ。」
と抱っこすると、
「うわ~ん!!
あつい~!!」
と泣いた。
私かて暑いがな。
夏やもん。
それで彼女は、2歳の先生が登園してくると、
さくっといつもの「Nです」という感じで普通に歩いていた。
そんなわけで、泣くときには、
彼女の女優魂が時折発揮されている
と、言えなくもない。
子どものすてき。