しかし、図鑑を見ながらその特徴を捉え、
言葉にしようとしているのはすばらしいじゃないか。
次は、哺乳類のカード図鑑を持っているKくんである。
Kくんが問題を出している間に、
また、Jくんがさーっと通り過ぎて、
「チーター」と、私に答えをささやいていった。
そこで、私が「チーター」という。
するとK氏は「違う。」という。
「え?何よ、じゃあ。」
「トラ」
「トラ?!
トラなわけないやん。
どうみてもチーターやがな。」
と突っ込むが、K氏は、「トラ」と言い張って譲らなかった。
いろんな子どものすてき。