子どもは、大人の理屈を納得がいくと使うものである。
積み木でお家を作って、お人形をおいて遊んでいるHちゃんに向かって、
Nちゃんがこういっている。
「お人形、たくさん使ってるから、一つ貸して。」
「だめ。」と言っていたHちゃんだったが、
これを5回ほど連呼されると、思案顔になっていく。
そして、しばらくうつむいて、自分が持ってきたお人形たちを眺め、
それから「はい。」と渡した。
すばらしい。
子どものすてき。