コマ回し大会に向かって、技を磨く年長のみなさん。
一緒にコマを回しながら、「今年は、だれが優勝するやろうねぇ」
とつぶやく。
すると「おれ!」と即答するS氏。
「うーむ。君は、運動会の雪辱があるからなぁ。」
それに、めちゃうまいしなぁ、とうなづく。
すると、隣でコマを回していてK氏が、
「なんか、2位な気がする。」という。
「なんでよ!」というと、
「なんか、わからんけど。」
という。
すると、近くの友達がその呪いに気づき、
「そんなこと言うたらいかんで!」
とたしなめる。
聞くところによると、K氏は優勝を目指して邁進中らしい。
だが、いろんな技にも魅力を感じてしまい、
手のせだのなんだのやっているうちに、
本来の投げ方が分からなくなってしまい、
混乱中とのことであった。
子どものすてき。