4月の始業式では、先生たちが自己紹介をする。
今年のお題は、好きな野菜だった。
企画した先生の子どもたちへの願いが感じられるなぁ。
先生が「なす」とか、「トマト」とか好きなお野菜を言うたびに、
ざわざわざわざわと話す子どもたち。
「私も」とか、「お家にある」とか、「この間食べた。」とか「えー。」とか。
私は、わざと知らんそうな「セロリ」と言ってみた。
「えー!何それ。」
「何色?何色?」
ざわざわざわざわ・・・。
と興味津々反応が勢いよく出てきて、
してやったりと一人悦に入っていた。
この自己紹介の間、
2歳児のみなさんは、非常に真剣だった。
こんなにヒタッと見つめるなんて。
自分たちを守る大人が誰なのか知ろうとする心。
その心にしっかりと応えなければと思った次第だった。
子どものすてき。