園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.05.20

こする涙

 

ときどき、出てくる涙を一生懸命にこすり、

なんどもなんども、消そうとする子どもがいる。

 

そんなとき、

大丈夫よ、

という気持ちでそばにいる。

 

だけれど、この間、その意味がとてもよくわかった。

 

いつもは、流しっぱなしにする私の涙。

そのときは、流れる涙をどうしても受け入れたくなくて、

必至でこすった。

 

あー、これか。

これが、あの子、この子の気持ちなんだ。

 

私、泣いてない、って思う涙。

流れ落ちる前に、溢れる前に拭く涙。

 

こんな気持ちなんだね。