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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2014年5月30日
スチュアート・・・年少児

 

もちろん日本人ですが、

なんというか、巻き毛で、色白で、目がくりっとしていて、

私の中ではスチュアートなMくん。

個性も光っていて、例えば、こんなイメージ・・・。

 

蝶ネクタイに白いシャツをきて、半ズボンに靴下に革靴、

すなわち、イギリスの貴公子で、

「ぼっちゃま!ぼっちゃま!」とばあやにいつも追いかけられている姿とか、

玉座にすわって、家来たちが頭を垂れていて、彼は犬のぬいぐるみを抱いている、

みたいなのがピッタリ。

 

したがって、言うことをきかん。

 

「バスの時間ですよ。」と、何度申し上げても言うことをきかないMくん。

 

「よっし、まみこ先生がもう、このかばんもろうて、Mくんの代わりにバス乗る。

お家帰る。」

 

というと、ドングリ眼を見開いて、

 

「え?

 あなたが、

 あなたの先生が、僕の代わりにバスに乗るの?」

 

「そう。Mくんになって帰る。」

 

「え?あ、あなたの、先生が僕のお家に帰るの?

 バスに乗って?僕の代わりに?」

 

「そう。」(その、「あなたの先生」っていうのが微妙に笑える。)

 

「そんな!そんなことしたら、お母さん泣くよ!!」

「大丈夫。お母さんと先生、友だちだから。」

 

と、もっと目が丸くなった。

 

「えー!そんなうそだ!!」

「うそじゃない。

 お母さんとお友だちだし、おにいちゃんのSくんともお友だちよ。」

「ふーむ・・・。」

 

というわけで、スチュアートは、リュックを担ぎ、バスに乗って帰ったのであった。

 

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