園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.06.10

Yくんのすてき・・・年長児

 

プールの時間。

みんなでグルグル洗濯機を作ろうって、

がんがんと走り出す。

そこで、はずれ気味の人ひとり。

あ、お水あんまり好きじゃないのね。

 

顔はずっと曇りっぱなし。

 

でも、やれることをちゃんとやる。

ワニさんになって、底に手をついて移動するとき、

みんなと一緒にスタートすると、顔にお水がかかるから、

みんながだいぶ行ってから、

ちゃんと挑戦。

何度も、そのときは巡ってきて、

みんなは、きゃーきゃー笑いながらやっているその時に、

顔をしかめながら、

それでも、自分で、タイミングをみて、やれることをちゃんとやる。

 

なんてすてき。

 

私の心はすっかりハートでいっぱいになって、

プールの後、お弁当を一緒に食べて頂きました。

べた褒めしてよいかどうか、すごく迷いながら、べた褒め。

「ふんっ」って顔をするんだけど、喜んでくれてた。

よかったよかった。

 

あとで、担任に聞いたら、いつもは半泣きで顔をすぐにこすっていたそうで、

すごくすごく頑張っていた日だったみたい。

だって、お母さんが見に来てる日だったものね。

 

すてきだったよ、Yくん。