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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2014年6月20日
イメージ

 

仕事柄、自分の子どもとほとんど会えない私が、

唯一彼らにしていることは、寝る前のお話。

 

頭が回るときは、創作話をし、

頭が回らない時は、昔話をする。

 

「ももたろう」もいい加減何回目だ、って頃、

「おかあさん、いちごたろうして。」と言われ、

それから、パイナップル太郎とか文旦太郎にドリアン太郎とか現れて、

結局最後の方は、ゴレンジャーとかゲキレンジャーみたいな、

ヒーローものにかわっていった。

その間、ももたろうはやさぐれキャラになり、

じゃがいもたろうは、ポテトチップスで大儲けした富豪になった。

お話が生まれ、展開する歴史を通ったような気持ちである。

私は、話した先からほとんど忘れていくのに、

息子たちは、驚くほど詳細に至るまで覚えている。

お話の大切さを思うとともに、

それを勉強でも発揮してくれればいいのにと切に思う。

 

いずれにしろ、「お話がいいんだよ、ぼくは。」

と下の息子が言い出した。

「絵があると、それになっちゃうから、

  お話だと、いろいろイメージできるの。

  今日は、ディズニーみたいにしようとか、

  ドラゴンボールでいこうとか、ジョジョ風にしようとか、自由なの。」

 

「ほ~。なに、じゃぁ、お姫様のときは?

  ドラゴンボールのブルマとかなわけ?」

 

「そう。

 だから、いろんなのにできるからお話がいいの。

 今日は、ドラゴンボールみたいに・・・、

 いや、ディズニー風にする。

 ディズニー風。

 はい、お話しして。」

 

「じゃ、

 三枚のお札。」(思いっきり、日本風。)

 

「ぶふっ。」

 

てなわけで、お話で本当に子どもはイメージの世界を旅しているんだと

改めて思ったのでした。

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