園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.06.20

美しき情景

 

前と横と後ろと上に、広がる世界を持つ子どもたちに出会った。

そこは、広島の森のようちえん。

 

園舎があり、美しく手入れされた庭があり、

山際には愛に溢れた手作りの遊具が広がり、

その後ろには森があって、上には青く広がる空があった。

 

そんな環境で、子どもたちが選ぶ人との距離、物との距離とは、

こんなにも美しいものかと、見とれてしまった。

 

どこをとっても、絵になり、写真になる情景。

ただ、そこに在る子どもたちが、

安心のなかでつくる自然な距離の美しさ。

 

子どもらしいいさかいには、大らかさがあって、

助け合う姿には自然があった。

 

自然という言葉の解釈は難しく、自然と言いながらいつでも逃げられるところにその身を置いていることもあるし、

自分はそれが自然だと思っていても、相手にとっては違うこともある。

また、自分は自然のつもりでも、まわりの人たちには全部その気持ちがばれちゃってる場合だってある。

 

だけど・・・。

この日の情景は、子どもの心と状況が生み出すそのままの姿だった。

なんの解釈もいらない美しき情景。

 

出会えた幸せ。

子どものすてき。