ちょいと狭いところで、PK戦をすることになった。
子どもはてきとうだから、すぐに遊びが崩れそうになる。
やる気で来たかっちゃんも、なんとなくはずれ気味。
かっちゃん、やりたいの?
ん。
じゃあ、やるって言うの。ちゃんと自分で。
はい、言って、やるって。
やる。
わかった、とSくん。
というわけで、順番もできた。
かっちゃんのシュートは、こ、ころ、ころころころころ・・・。
という感じ。
Sくんのシュートはズバーンって感じで、
Hくんのシュートもなかなか。
そのなかで、かっちゃんのシュートは、ころころころころ。
で、キーパーは定位置で待ち構えて、
キャッチ。
あぁっ~、残念!と、かっちゃんは悔しがり、
私も一緒に、あぁっ~、という。
それから、真剣勝負が2番つづき、
それから、ころころころころ、
が、続く。
と、ある回で、キーパーが、定位置で待ち構えていながら、
見逃した。
シュートー!!
てなわけでシュート。
ガッツポーズをあげるかっちゃん。
なんだか、みんなが嬉しくなる。
次のキーパーは、およそそんなことはしないであろう、
という人だったが、何度目かで、やはり、かっちゃんにシュートー!!
これは、まわりも意外で、
「Aちゃんも、させちゃりゆう。」といった。
かっちゃん、楽しかったね。
シュート、何本も打ったね。
子どもの按配。
同じ喜び。
かっちゃんと一緒に。