園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.07.10

かっちゃん

 

ちょいと狭いところで、PK戦をすることになった。

子どもはてきとうだから、すぐに遊びが崩れそうになる。

やる気で来たかっちゃんも、なんとなくはずれ気味。

 

かっちゃん、やりたいの?

ん。

じゃあ、やるって言うの。ちゃんと自分で。

はい、言って、やるって。

 

やる。

 

わかった、とSくん。

というわけで、順番もできた。

 

かっちゃんのシュートは、こ、ころ、ころころころころ・・・。

という感じ。

Sくんのシュートはズバーンって感じで、

Hくんのシュートもなかなか。

そのなかで、かっちゃんのシュートは、ころころころころ。

 

で、キーパーは定位置で待ち構えて、

キャッチ。

 

あぁっ~、残念!と、かっちゃんは悔しがり、

私も一緒に、あぁっ~、という。

 

それから、真剣勝負が2番つづき、

それから、ころころころころ、

が、続く。

 

と、ある回で、キーパーが、定位置で待ち構えていながら、

見逃した。

シュートー!!

てなわけでシュート。

ガッツポーズをあげるかっちゃん。

なんだか、みんなが嬉しくなる。

 

次のキーパーは、およそそんなことはしないであろう、

という人だったが、何度目かで、やはり、かっちゃんにシュートー!!

これは、まわりも意外で、

Aちゃんも、させちゃりゆう。」といった。

 

かっちゃん、楽しかったね。

シュート、何本も打ったね。

 

子どもの按配。

同じ喜び。

かっちゃんと一緒に。