ちょっとした取り合いになって、
HくんがRくんをたたく。
むっと怒るRくん。
Hくんもまだ怒る。
がしかし、それは謝るべきだといって、
Hくんと一緒にRくんのところにいく。
ものすごく小さな声で、Hくんが「叩いてごめんね。」という。
その顔をみる、Rくん。
「許さん」は?(「許さんといっていいですよ」という意味)
と私がRくんにいうと、
ものすごくはっきりと、
「許さん」という。
許してたまるものか、という感じ。
そうですね。
「許さんてー、Hくん。
ほらね。おこっちゅう!
あとで、もう一回、謝ろうね。」
といって、とりあえず、去る。
それからしばらくして、Rくんが話しかけてきたので、
「ところで、Rくん。
もし、Hくんがもう一回謝ったら、許す?」
と尋ねると、
「・・・・。
許す・・・かもしんない。」
おぉー!
「Hくん、Hくん。
Rくんがね、もう一回謝ったら、許してくれるかもしれんて!
はい、謝りにいこうー。」
といって連れていく。
Hくんが、「ごめんね。」と謝る。
と、R氏・・・。
腰に手をあて、
「おまえ、まったくしょうがないやつだなー」
というふうに、
Hくんの姿を上から下に見つめ、
それから、
「いいよ。」
と!噛んで含めるように言ったのであった!
もうそれは、どこかの先生とかお父さんふう。
3歳やけどね。
そのあと、二人に笑顔の花が咲きました。
男前R氏ただいま3歳のすてきでした。