園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.07.10

「ごめんね」と「いいよ」・・・年少児

 

ちょっとした取り合いになって、

HくんがRくんをたたく。

むっと怒るRくん。

Hくんもまだ怒る。

がしかし、それは謝るべきだといって、

Hくんと一緒にRくんのところにいく。

 

ものすごく小さな声で、Hくんが「叩いてごめんね。」という。

その顔をみる、Rくん。

 

「許さん」は?(「許さんといっていいですよ」という意味)

と私がRくんにいうと、

ものすごくはっきりと、

「許さん」という。

許してたまるものか、という感じ。

 

そうですね。

 

「許さんてー、Hくん。

 ほらね。おこっちゅう!

 あとで、もう一回、謝ろうね。」

 

といって、とりあえず、去る。

 

それからしばらくして、Rくんが話しかけてきたので、

「ところで、Rくん。

 もし、Hくんがもう一回謝ったら、許す?」

と尋ねると、

「・・・・。

 許す・・・かもしんない。」

 

おぉー!

 

Hくん、Hくん。

 Rくんがね、もう一回謝ったら、許してくれるかもしれんて!

 はい、謝りにいこうー。」

といって連れていく。

 

Hくんが、「ごめんね。」と謝る。

 

と、R氏・・・。

 

腰に手をあて、

「おまえ、まったくしょうがないやつだなー」

というふうに、

Hくんの姿を上から下に見つめ、

それから、

 

「いいよ。」

 

と!噛んで含めるように言ったのであった!

 

もうそれは、どこかの先生とかお父さんふう。

3歳やけどね。

 

そのあと、二人に笑顔の花が咲きました。

 

男前R氏ただいま3歳のすてきでした。