今年のお泊り保育では、虫の実験とか遊びを取り入れようということになった。
そこでN先生が考えたのが、ダンゴムシレースとジョロウグモ対決とアリの実験。
アリに色のついた砂糖水を飲ませると、
お腹がその色に変わる!!
という実験。
そこで、N先生、蚊にまみれながら前日にすくすくの森からアリを連れてくる。
なぜなら、ダンゴムシにしろアリにしろ、すくすくとお育ちで、
でかいから。
お腹の色もよく見えるでござろうということだった。
問題は、飲んでからどれくらいの時間で変化するか・・・。
どのくらい、はっきりとわかるか。
それによって、活動の取り入れ方が違ってくる。
濃い砂糖水に、赤と黄と緑の着色料を入れて準備。
うーむ。すごい色。
いざ、実験。
飼育ケースのなかに、色つき砂糖水を入れ、ありんこを放つ。
・・・。
飲まんじゃないか。
何をそんなに騒いどるのかね、
というくらいに行ったり来たりを繰り返すアリ。
砂糖水に向かう気配なし。
えらく、興奮してるね。
アリもびっくりしてんでしょう。
ということで、しばらく様子を見ることにした。
にしても、全然、見向きもしない。
そうして、当日になり、もちろんお腹の色も変わってないし、
群がる気配もなかった。
こりゃだめだね、
ってことで、没企画になったのであった。
町のアリと違うからね。
スナック菓子とか食べてないし。
なにしろ、すくすくの森出身ですから。
オーガニックしか食べてないです。
合成着色料砂糖水なんか、お口に合わないっす。
というわけで、
アリのすてき。