園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.09.10

攻防・・・2歳児

 

フォルムが何しろかわいい、

という子がいる。

Tちゃんは、まさしくそんな子の一人。

薄い色の髪が風になびくと、

もう、いわさきちひろの絵、そのものになる。

 

このTちゃんに、きらわれてしまった。

ががががーん。

 

と申しますのも、

私がまじめに共感していないことがわかるから。

 

子どもが幼稚園が嫌と言って泣く中身はいろいろある。

その一つが、「このやろう」という、怒り泣き。

心は折れておらず、反抗心で泣いている。

こちらには、積極性があって、ころっと変わる可能性が高い。

 

もう、Tちゃんが泣いていると、

ほんとうにかわいそう、

なのだが、どこかしら実は全然大丈夫ですよね、

とも言いたくなる芯の強さと冷静さが見え隠れしており、

しかしながら、まだ2歳で、情報を処理しきれないから

泣くしかないといった、幼い故の弱さで泣いている。

 

しかし、どうしても私は、あなたそれだけ泣いてるけど、

大丈夫でしょう~、って思って、

「Tちゃん、おはよう」って笑ってるから、嫌われてしまった。

 

ごめんね、Tちゃん。

すっかり大丈夫になって、うれしいです。

 

Tちゃんのすてき。