まみこ先生が走ると!
けがをする。
先日、おそらく年長さんで一番早いであろう、
Hくんと真剣勝負をした。
かなり、本気で走ったのに、負けたので、
もう一度挑戦したくなった。
私としては、カーブでの小回りでは子どもに分売が上がる。
スタートが決め手だな!
とそれなりに計算をして、Hくんに再勝負を挑んだ。
ぐっと土をけって、スタート!
我ながら、なかなかのスタートであったが
にもかかわらず、彼に先を許してコーナーへ。
くそーと最後の直線で猛ダッシュをかけるも、
僅差で負けてしまった。
ぬおぉぉぉ。
そのうえ、さきほどの会心のスタートで、
足の裏の筋が痛くなった。
そして、ぜーぜー。
帰ってきた私を待ち受けていたかのように、
「まみこせんせい一緒に走ろう!」の猛プッシュを子どもたちに受けて、
あぁ、そうですの、と流れで走っても、
ぜーぜーで走れんかった。
その横で、Hくんはとても爽やかに、
何度も何度も走っていましたね。
ま、まけた。
あらゆる面で負けた。
この勝負は、思いのほか、注目されていたらしく、
次の日も、「まみこ先生、走ろう!」の猛プッシュをいろんな子から受けた。
で、昨日の勝負の話になり、
「あと、ちょっとやったよね。」
「うんうん、見た見た。」
「日頃、走りやせんもんね、みんなみたいに。」
というと、
「そうそう、いつも走りよらないかん。」
「いつもー、やることが大事。」
と次々に言われた。
自分のぜーぜーを思い出しつつ、
足の痛みを感じつつ、
「ほんまその通りです。」と子どもの教育的指導に
頭を下げたのであった。