まだまだ、種取りは続く。
集めた種を自分のものにして好きな動きを始めると、
エンチョウ先生から声が飛ぶ。
「いかんいかん。
これは仕事。
遊ぶやったら、他へいってちょうだい。」
すると、
「なにしゆうが~。」とやってきた子に、
種取りに集中しているNちゃんがすかさず、
「これ、仕事で。仕事。
遊びやないで。」
という。
毎回。
すると、年少のTくんは、
では、好きにできるのは、種をとった後の皮であろうと判断し、
「皮ちょうだい。皮。」
といって集め始める。
なるほど。
そういう展開が生まれるのか。
物事の境界を感じ、そこで「ならば・・・」と発想する。
子どものすてき。