今日もお化け屋敷がしたいと、準備が始まる。
今回は、机の角に椅子を置いて、お化けの絵なども貼っている。
と、Aくんが、プリンの容器に水を入れて持って行っている。
おっとっと。
Aくんと目が合うが、「いいこと思いついた!」というその表情に、
様子を見守ることにした。
出口の椅子は、「恐竜島」。
Aくん、Jくん、Kちゃんがプリン容器の水をチッチッと散らして、驚かす。
なるほど。
「もっと暗いといいのに。」という声で、
Hくんが電気を2か所消す。
そして、みんなで机を移動させている。
「どうして移動するの?」と尋ねると、
「お化け屋敷を暗くしたから。」
とのことで、製作コーナーの方は、電機が要るから、
暗くした方に、机を移動させている模様。
な、なんて、友だち思い。
なんて、まわりが見える子どもたち。
そして、片づけのとき、
水を散らしたことでちょっと濡れたカーペットを干しにいく途中、
Aくんが「ごめん!」と自ら謝る。
その素直な言葉に、
「だいじょうぶ、すぐ乾くき。」
と返す、私たちの間に穏やかな空気が流れた。
共に暮らす。
そんな、はと組。
子どものすてき。