とても怒られる子がいたとする。
その子が怒られると、
まわりの子は、
「あ、あれはしちゃいけないんだ。」
と思う。
その子が「大好きよ」と先生に抱きしめられると、
まわりの子は、
「あー、よかった」
と思う。
いけないことはいけないこと、
だけど、いけないことをしても、
愛されること、
このことで、子どもはどんな自分であっても、
自分がなくならないことを学んでいく。
先生の愛と子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。