園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.12.20

拍手 ・・・年長児

 

神様が与えた身体。

それでも頑張るからだ。

 

Mちゃんに、

「誰かが笑うかもしれないけれど・・・、」

というと、

「うん。」と力強くうなづいた。

わかっているんだね。

そうなるかもしれないってこと。

 

担任が言った。

「最高に、いい顔してます。」

 

ここは、お誕生会。

司会当番は、年長さん。

 

Mちゃんが言葉を発すると、笑いが起こった。

 だけど、心が踏ん張る。

 

その心を感じて、

意味なく笑う水素のような軽い声の後ろから、

励ます心がどんどんと湧きあがり、押し寄せてきた。

 

 笑いを閉じ込めるような、凛々しいMくんの声が響き、

それから、またMちゃんの番になって、

司会の言葉が紡がれる。

 

言葉にならない、言葉。

だけどそこには、決意の響きがあった。

 

Mちゃんの言葉に、お誕生会の拍手が重なっていく。

 その心は、笑われても踏ん張るMちゃんへの、

励ましと賞賛のウェーヴだった。

 

すごいね。

Mちゃん。

 

大人でも頑張れないこと、やり遂げたね。

 

ごめんね。

そして、ありがとう。