園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.12.30

あったかい ・・・年中児

 

高知だけど、とても寒い日。

あー、寒い。

と、手をお日さまにかざすと、とっても暖かかった。

なんだかとても嬉しくなった。

 

階段ですれ違ったTくん。

えらく暗い。

「どうしたが、Tくん。」

「さむい~。」

なるほど、それは「寒い」の顔か。

 

「それがTくん、まみこ先生、ものすごくいいことを発見してよ。」

といって、お日さまに手をかざす。

子どもだと遠そうだから、抱っこしてかざす。

「ね、あったかいろ。」

それほどでもなさそうだが、それで納得もしてくれなそうだが、

一緒に、階段に座る。

抱っこして、一緒にあったまる。

 

それから、Mちゃんがものすごく泣きそうな顔をしてきた。

「どうしたが、Mちゃん。」

「さむい~。」

それかね!また!

 

というわけで、また、一緒にお日さまに手をかざす。

 

「あったかいね~、」なんて言いながら階段に座る。

なんで座ってるの?こんなところで。

というわけで、なぜか8人ほどになる。

 

お日さまが雲で隠れたり、出てきたりする。

やめてー、出てきてー、とお願いして、

子どもたちと一緒にカメハメハで雲を吹き飛ばす。

本当に吹き飛ばされてくれたりして、

お日さまが顔を出し、また、あったかさを共に感じる。

 

保育の中の、最高に幸せな時間。

 

子どもとのすてき。