高知だけど、とても寒い日。
あー、寒い。
と、手をお日さまにかざすと、とっても暖かかった。
なんだかとても嬉しくなった。
階段ですれ違ったTくん。
えらく暗い。
「どうしたが、Tくん。」
「さむい~。」
なるほど、それは「寒い」の顔か。
「それがTくん、まみこ先生、ものすごくいいことを発見してよ。」
といって、お日さまに手をかざす。
子どもだと遠そうだから、抱っこしてかざす。
「ね、あったかいろ。」
それほどでもなさそうだが、それで納得もしてくれなそうだが、
一緒に、階段に座る。
抱っこして、一緒にあったまる。
それから、Mちゃんがものすごく泣きそうな顔をしてきた。
「どうしたが、Mちゃん。」
「さむい~。」
それかね!また!
というわけで、また、一緒にお日さまに手をかざす。
「あったかいね~、」なんて言いながら階段に座る。
なんで座ってるの?こんなところで。
というわけで、なぜか8人ほどになる。
お日さまが雲で隠れたり、出てきたりする。
やめてー、出てきてー、とお願いして、
子どもたちと一緒にカメハメハで雲を吹き飛ばす。
本当に吹き飛ばされてくれたりして、
お日さまが顔を出し、また、あったかさを共に感じる。
保育の中の、最高に幸せな時間。
子どもとのすてき。