園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.01.10

プレゼンター ・・・みちこ通信

 

クリスマスの余韻が残ったワクワクの一日。

子どもたちが、クリスマスプレゼントの話題で盛り上がっている。

「サンタさんがプレゼント持ってきてくれた。」

というAくんに、

「先生は、なかったけど。」

というと、

「あたりまえやろう、大人には来んき。」

まぁね。

と、Jくんが、

「でも、かわいそうやね。」

なんて言ってくれる。

 

そこで、「じゃあ、ちょっと来て。」

とAくんが言って、二人でコソコソ話を始めた。

そこへ、Kちゃん、Mちゃん、Kくん、Sくんも集まってきて、

何やら会議をしている。

「よし、決定。」

という声が聞こえ、

「ホールで、サンタの部屋にして遊んでいい?」

と聞いてきた。

「いいよ、じゃあ、部屋ができたら教えてね。」

 

すぐにセロハンテープ、ハサミ、折り紙、厚紙などを、

いそいそと持ち出し、部屋作りを始めた。

サンタの部屋なので、秘密にしたいらしい。

ワクワクしている感じが、身体中から伝わってきた。

年中さんがのぞきに行っても、秘密。

「先生、何か紙に貼ってるけど、あんまり見せてくれんかった。」

とのことだった。

 

そこで、ちょっとのぞきに行ってみると、

KちゃんとAくんが説明をしてくれた。

舞台の上は、サンタの部屋で、舞台の下はトナカイの部屋らしい。

トナカイのソリは、厚紙にヒモを付けて作り、折り紙で飾りもできていた。

そしてサンタの家には、イルミネーションがついている。

「後で見に聞いや、キラキラでー。」

 

楽しそうだなぁ。

 

それから、プレゼントの指輪作りが始まった。

なんと、先生たちへのプレゼント。

10個くらいできると、Aくんが箱に入れに来た。

ちゃんと、美しくセットできる区切りのある箱を見つけてきている。

最初に渡していたものだと、ごちゃごちゃするからなのか。

「箱、どうして変えたが?」

と尋ねると、

「年長、年中、年少で分けて入れるき。」

 

なるほど。

 

そして、誰がどの先生にプレゼントを渡すかの話し合いまであった。

いざ、職員室に出発。

しかし、近くまで来ると、

「恥ずかしいき、先生、先入って」

「なんて言ったらいいが?」

なんて、すごくしおらしくなる子どもたちだった。

それでも、ちゃんと「お邪魔します!」

って職員室に入って、全員の先生に、指輪をプレゼントしました。

 

先生たちの喜びようと言ったら!

みんなの先生の「ありがとう」の声に、大満足の子どもたちでした。

 

子どものすてき。