年長さんと楽しい昼食。
大きくなったら何になるか、という話題になった。
卒園式でいうからね。
びっくりするくらい多かったのが、
学校の先生だった。
そういえばこのクラス、学校ごっこが流行ってるわね。
「Yちゃん、どうして幼稚園の先生にならんがー。」
「いやー。」
「なんでよー。」
「幼稚園の先生になるやったら、園長にならんといかんって、
お母さんが言うた。」
「なりやー、園長―。」
「いやー。」
「なんでよー。なりやー。
なんなら、まみこ先生のあとやってよ。」
とAくんが、
「死ぬまでやるんだから、大変だねー。
まみこ先生が死んだら、誰がやるんだろう。」
というので、
「死ぬ前にやめるろう。」
と笑ってしまい、周りもそりゃそうだと笑う。
Lくんが、
「あと何年やろう。」という。
「何年かね~。」
Rくん
「5年やね。5年。」
「5年!」
素敵な案ね。
「まみこ先生、何歳?」
「ん?43歳。」
するとRくんはじっと私を見て、
「100年やね、あと100年。」
「100年!」
やめてほしい。
と、Kちゃんが来て言った。
「まみこ先生、何歳?」
「43歳。」
「じゃぁ、143歳までやらないかん。ははは。」
と笑って去って行った。
超、他人事。
子どものすてき。