誕生会を終えて、司会当番だった3人が、
「今日は疲れた。」と言いながら帰ってきた。
少し、興奮気味に話をしている。
「誕生会、すごい頑張ってたもんね。」と声をかけると、
「うん、でも楽しかった。」
という答えが返ってきた。
そして、Mちゃんがこう言った。
「最初は、胸のところが電気みたいにピカピカして、
ドキドキしたけど、だんだん楽しくなった。」
子どもにしか表せない言葉。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。