園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.02.10

美容室 ・・・みちこ通信

 

もう、3学期半ば。

卒園写真を撮った。

 

その午後、恒例のホテルごっこに美容室が開店した。

写真撮る前に、髪とか服装とか一人一人、

園長先生と一緒にきれいにしたからかな。

 

ホテルの美容室から

「散髪に行って来た。」

とAくんが出てきた。

kちゃんが「全然変わってないきー。」と突っ込む。

(それはそうであろうよ。)

するとAくんは、「じゃあ、もう一回行ってくる。」と入っていった。

 

それから、お客さんがいない美容室。

「先生来て。」とお呼びがかかる。

Aちゃんが自分たちで描いたアナ、エルサ、かわいい女の子の絵を見せてくれ、

「どれがいいですか?」

と髪型選び。

私が「エルサにしてください。」

と言うと、Aちゃんが「これですね。」と三つ編みを始めた。

 

今日は、普段より暖かくて、椅子に座って髪に触れられていると、

とってもいい気持ちになってきた。

「なんだか眠くなってきましたけど。」というと、

「もう少しですので、動かないでくださいね。」

とかわいい声が後ろから優しく聞こえてきて、

子どもになったような気分だった。

 

静かな、日常の時間。

はと組のすてき。