園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.03.10

ボーナス点 ・・・みちこ通信

 

春の園庭。

自分たちで、実にうまいこと白線のコートを描き、

年長対年中でサッカーが始まった。

年長チームからは、

「やったー!」というゴールを決めた歓声が、

何回も聞こえてくる。

年中チームも果敢に攻めているのだが、

どうも、負けている様子。

だって、4対2ですしね。

「おもしろくない~。」という声も聞こえてくる。

 

そこで。

年長がゴールを決めるたびに、

年中にもボーナス点が入ることになった。

学年対決にこだわりがあるようだ

0点じゃなくて、とにもかくにも、点が入ったという事実が、

年中の気持を盛り立てた!

この後、かれらは3回シュートを決めて、

10060になる。

まぁ、これ自体は適当なつけ方だけど、

遊びが続くように自分たちで工夫している点が、

最高にすばらしい。

敵がゴールしたら、なぜか自分たちにも点数が入るとか、

自分たちがゴールしたのに、相手にも点数が入る、

なんて、実におかしい出来事だが、

子どもたちは、点が入ると嬉しいという気持ちで

遊びが続くとお互いに分かっているから、こんなルールが生まれる。

子どもの気持ちは子どもが一番わかるというわけですよね。

 

しかし、それで満足もしていられない。

勝ちたくなった年中さんは、私に協力を求めた。

そこで、私もやる気で仲間に入り、

 

力が入りすぎてこけてしまった。

 

「大人がこけよったらいかんろう!」

「がんばりやー!」

 

と激が飛ぶ。

 

はは。

そしてこの盛り上がった雰囲気を感じて、

年中チームの人数が増え、いい戦いになった。

 

自分たちで遊びが続く工夫をする。

 

子どものすてき。