園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.04.20

こんなもの。 ・・・2歳児

 

寝起きが不安の2歳児Sちゃん。

YY、」とお姉さんの名前を呼ぶ。

「よしよし、Sちゃん、Yちゃんのところに行こうね。」と抱っこして、

下へ行く。なかなかずっしり。

Yちゃん、Sちゃんが、Yちゃんがいないと淋しいみたいだから、

 上で一緒におやつ食べてくれる?」と頼む。

 

すると、Yちゃんは、すくっと立って、

手を前に合わせ、

「わかりました。」

とスチュワーデスのように、かしこまってくれたのであった。

ありがとう、Yちゃん。3月で4歳。

 

しかし、泣き続けるSちゃん。

その横で、おいしい~、と手作りポンカンゼリーを食べるYちゃん。

外でも行くか、とSちゃんにいうと、行くという。

しかし、Yちゃんが終わらない。

なんとなく、せっかく来てくれたYちゃんを置いていくのもなんだなと思い、

Yちゃんが終わるまで待とうね。」

と粘ってみる。

しかし、Yちゃんは実にマイペースに、おいしい~、と言いながら食べている。

Sちゃんも、Yちゃんと行く気だから、待つ気はある。

私が連れて来ていたダンゴムシで、なんとか時間を稼いでくれるSちゃん。

Yちゃんよ、終わってくれ。

それから、なんだかんだしているうちに、

長い間待っていたSちゃんが、おしっこをもらし、

その間に、ピュッと、Yちゃんは外に行った。

 

そんなもんよね。

人生。

 

子どものすてき。