園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.05.10

ニャア ・・・みちこ通信

 

おやつのあと、MちゃんとMちゃんが一緒に何かを作っている。

二人で遊ぶことはめずらしい。

何をしているんだろうと、それとなく見に行って聞いてみると、

「ないしょ!」

「できたらいうね!」

という答えが返ってきた。

 

離れて見ていると、折り紙でキャンディを作り、

それをスズランテープにつないで、窓から垂らして遊んでいる。

「魚釣り?」

と尋ねると、

「違うきー。」と楽しそうな返事が返ってきた。

 

なんと、「ネコが遊びに来るように、長く垂らして待ってるが。」という。

子どもって、ほんとうにおもしろい。

「先生もしたいなぁ。」というと、

「仕方ないなー。」なんて言いながら、私の分も作ってくれた。

 

一緒に垂らして、ネコを待つ。

私が、「ニャア。」というと、

「ちがうろう。先生が鳴いたろう。」とMちゃんが笑った。

 

来ないネコを待つ、ゆったりした時間。

意味がなく、意味がある時間。

はと組の時間。

 

帰りにMちゃんとMちゃんは、

「今日は楽しかった。ありがとう!」

「また、明日遊ぼう!」

と言って帰った。

 

友だちっていいね。

はと組のすてき。