色水遊びで、花壇のしおれたお花を取る。
つぶらな瞳にほんのりピンクのほっぺをしたKくんがやってきて、
その多少半開きなかわいい口元でもって、
「お花取っていいが?」ときいてくる。
「うん、終わってるの、取っていいよ。」
で、
「これ?」
と可愛く聞いてきたのが、ピカピカのお花。
「いかんやん。
わかっちょって、聞きなや。」
というと、
キラリンと目が光って笑った。
やっぱりか!!
油断ならぬ、Kくんのすてき。