水道のところから「きゃぁぁぁあ。」という金切り声が聞こえてくる。
新入のSちゃんとHちゃん。
金切り声が似合うお二人。
お砂場道具のボールをガチャンと落として、遊んでいる。
言うことに、
「お水を入れてたら、落ちてぼちゃんってして、びっくりしたの。」
というわけで、
わざと落として、
「きゃぁぁぁぁぁあ。」
わざと落として、
「きゃぁぁぁぁぁあ。」
という遊びでした。
金切り声のすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。