園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.05.30

 

「体育が嫌い」に我が息子がなるなんて、思いもよらなかった。

したがって、超がつく運動不足。

これではいかんと、朝走ることにする。

 

しかし、走るにならず、歩く。

それでも、帰ってくると、

「熱が出た。熱がある、僕。

 学校お休みする。」とくる。

 

いつも相手にしないが、その日は、あんまりうるさかったので、

体温計を持ってくる。

喜々として測る息子。

 

「32度。 ・・・。」

「はい?」

 

そんな体温ないでしょう、いくらなんでも。

予想外の体温に、とまどう息子。

また、測り直す。

「33度。」

「ぷっ」

ないことは確か。

 

しばらくして、「34度に上がった。」という。

粘るね。

 

「ちょっと、低いは低いで心配だから、

ちゃんと測って。」

としっかりと脇に挟ませて測ると、

すぐに、36度1分と出る。

「ほ~ら、大丈夫じゃん。」

そして、順調に熱は上がっている。

私が4分になったのを確認したところで、

なぜか、さっと体温計をとって消す息子。

「36度2分だった。」という。

 

今度は、熱が低すぎて体調が悪いという、戦法にかえたらしい。

「4分だった、見た、お母さん。」

というと、

「2分だった、」と引きつり顔で主張する。

 

と、兄から、

「どっちだって、一緒だっつうの。」

というツッコミが入る。

その通り。

 

かくして、学校を休むという、彼の野望は潰えたのであった。