Nちゃん、Kちゃん、Aちゃん、Sちゃんで、お化け屋敷をつくることになった。
Nちゃんが、ろくろっ首を描き、お化け屋敷にする机2台に貼っていく。
上に布をかぶせて、机の下は真っ暗。
それから、なにやらコソコソ話を始めた。
なんと髪の毛をそっくり前に垂らして、自分たちがおばけになる練習をしている。
私が、「何してるが?」と声をかけると、
Aちゃんが髪の毛をたらしたまま「こわいろう!」と驚かしてきた。
私が「あぁ~、びっくりした!」と大げさにいうと、
「大成功!」と至極ご満悦であった。
リハーサルも終わり、いざ開演。
Nちゃんが、入り口で「一列に並んでください。」などと声をかけ、
入場する子の名前を紙に書いて受付している。
さすが抜かりなし。
そして、
一番に入ったHくんが、
「こわくなかった!」
と出てきた。
はははは。
そこで、奮起した女子たち。
机をコップでたたいて、効果音を出す。
そして、サダコのように髪を垂らしたお化けたちも出演。
これで、一気に盛り上がって、中に入った子どもたちが、
きゃーきゃーと、声をあげはじめた。
「こわかったね。」
「本物のおばけみたい!」
と言う声を聴いて、いっそう張り切るサダコたち。
お客さんはとぎれることなく、20分以上続き、
さすがに疲れたサダコ~S’。
「でも、おもしろかった!」
と気分爽快の様子でした。
はと組の子どもたちのすてき。