園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.07.20

お昼寝 ・・・2歳児

 

お昼寝。

恐るべし、お昼寝。

だいたい、保育者一人に5、6人。2歳。

だからって、一人でいっぺんに寝かせられるわけなし。

というわけで、2人ずつ寝かせる。

難しいのは、寝入るまで、そこを離れられないという点である。

なぜって、保育者が離れようものなら、

パチクリンと目が開き、覚醒しちゃうからである。

 

私は、RくんとSくんを寝かせている。

N先生とO先生も二人ずつ。

Rくん、すーっと寝る。

何しろ、お家でも一人で二階にあがって、すっと寝るという天才。

お母さん助かるであろうね。

というわけで、今度はSくんとSくんを寝かせはじめる。

2人とも、瞼半分から長い。

あと、ちょっと、ってところで、ふーんとか息を吐いて目をあける。

お願い、寝て。

 

と、

Tくんがバタバタバタバタと走り始める。

む。

 

さらに、うきゃきゃきゃとか笑い始める。

その雰囲気にSくんがニヤリーンとかし始める。

お願い、やめて。

しかし、それを言えない。

お昼寝でなきゃ、こりゃ~、とか言ってますが、

大きい声も出せんし、離れれんし。

心で、やめてと唱えるばかり。

なんとか、O先生が止めてくれる。

 

今度は、どこからか、

 

「てんぐさんが、こーろんだ。」というつぶやきが・・・。

 

「てんぐさんが、こーろんだ。」

「てんぐさんが、こーろんだ。」

「てんぐさんが、こーろんだ。」

 

お願い。そのクレッシェンドもやめて。

なんですか、そのてんぐさんが転んだっていうのは。

 

これは、N先生が止めてくれたが、

N先生の寝かせていた子への戻りも超早い。

だって、あとちょっとなんですもの。

 

それから、普通の声でさんざん騒いでいたTちゃんが、

なんと、

「Tちゃん、疲れた。」

といって、寝た。

 

うーむ。

だから寝てくれてよかったのよ、Tちゃん。

 

そして、うきゃきゃきゃと笑い、バタバタと走っていたTくんが、

ものすごく急に、コテンと寝た。

うーむ。

実は、限界やったのね。

 

そして、てんぐさんも寝た。

ままごと道具をガチャンガチャン言わせていたSくんも寝た。

 

寝入り出すと寝入るね。

あー、静か。

それから、また、一人、二人、と寝て、

お昼寝になった。

 

天使。

なんて、かわいいフォルム。

なんてかわいいお顔。

 

かわいいなぁ。

子どものすてき。