園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.08.26

準備万端 ・・・みちこ通信

 

夏真っ盛りのプールでの出来事。

なぜか、プールで組み立て体操が始まった。

運動会の華、子どもたちにとって憧れの組み立て体操。

 

「先生、笛吹いてー。」と頼んでくる。

一回目の笛でKちゃんとAちゃんがキメのポーズをすると、

すかさず別のAちゃんが、

「ちがうろう!一回目の笛ではまだせんが。

 二回目の笛でするがやきー。」

と突っ込む。

よく見てるね~。

まだ、運動会の練習もしていないうちから、

組み立て体操の内容がばっちしわかっている。

すごいな、Aちゃん。

 

「ちょうちょ」と「ブリッジ」をプールで自主練習するなか、

年中のAちゃんも見よう見まねで始めている。

こうして、技は伝承されるのだ。

そして、年長の男の子にも、この動きが広がっていく。

 

Kくんが「プール運動会やね!」というので、

私が「次はひっぱりこかなぁ。」というと、

即座に「それは無理やろう。」とAちゃんがつっこむ。

周りは、私の顔を見てにこにこと笑っている。

 

ハレの舞台に憧れを持ち、

自ら動く子どもたち。

 

生きる力。

 

はと組のすてき。